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1.健康の定義について説明せよ
健康とは、たんに病気にかかっているとか虚弱でないということを指すのではなく、身体の体力値が高く精神的に安定していて、社会的な立場も良好であるという様々な面から人間の状態が良いものであるということである。

2.現在の日本では「健康=長生き」という目標はおおむね達成したが、それに伴い新たな社会問題が発生している。その新たな社会問題について説明せよ
新たな社会問題とは、医療の発達によって人が死ななくなり高齢者が増える一方で新しく生まれる子どもの数は少ないので少子高齢化社会になるということ、長生きではあるがひとりで生活するのが困難な高齢者のための介護が必要になり、そのために施設や人員が必要となること、そして高齢者に対して若者が少ないので、一人あたりの若者が支えなければならない高齢者が増えるという人的負担の増加、若者が払わなければならない年金の金額の増加等がある。

3.健康の成立条件について、健康を規定する要因とその寄与率について説明せよ
健康を規定する要因とその寄与率は、遺伝的要因が20%、環境要因が20%、健康医療システムが10%、各人のライフスタイルが50%である。生活習慣は健康の成立条件として最も重要なものであると分かる。

4.BMIとは何か、数式や基準を明示して詳しく説明せよ
BMIとは栄養状態の指標であり、Body Mass Indexの略称である。体重(kg)÷身長(m)^2で求めることができる。
世界基準(WHOの基準)でいうと、BMIが18.5未満だと痩せ、25から30未満だと過体重、30以上だと肥満に分類される。日本基準だと、BMIが18.5未満だと痩せ、18.5から25未満が標準、25から30未満が肥満、30以上であると高度肥満に分類される。日本は世界基準よりBMIが小さいことが分かる。ただし、アスリートのような一般より筋肉量が多い者はBMIが高くなるが肥満ではない。

5.スキャモンの発育曲線について4項目を説明せよ
スキャモンの発育曲線には神経型、生殖型、リンパ型、一般型がある。神経型は幼児期に急速に発達し、100%まで発達するとそれ以上は上がらない。大脳がこれの代表格である。
生殖型は思春期になると発育が顕著になり、それまでは一番発達が遅い。
リンパ型は急速に発達していき思春期にピークとなる。自己防衛体力を作り、100%を超え他の発育型より大きく発達した後、急速に衰えていく。胸腺がその代表格である。
一般型は20歳頃まで比較的穏やかに発育していく。筋や内臓はこれに属する。

6.免疫の種類について説明せよ
免疫の種類は、自然免疫と獲得免疫がある。
自然免疫とは、人が生まれた時から持っている抵抗力のことである。どんな異物や病原体にもすぐに対応できる一方、攻撃力は弱い。
獲得免疫は、生まれた後にかかった病気や予防注射によって得た病原体の情報で獲得する免疫のはたらきのことである。感染後に長くて14日ほど発動するまでに時間がかかるが、攻撃力は強い。二度目の感染への対応は一度目より迅速で強力である。
自然免疫がまず病原体が増えるのを抑えて、その間に獲得免疫が発動の準備をするというふうに、各々が密接に連携して生体を防御している。

7.ストレスによる免疫機能制御のメカニズムについて説明せよ
自律神経系と内分泌系に影響が出ることによって免疫機能は低下する。
まず自律神経は交感神経と副交感神経からなっていて、ストレスを受けると交感神経が優位になる。そうなると、神経伝達物質であるエピネフリンとノルエピネフリン(別名アドレナリンとノルアドレナリン)が大量に生産される。
内分泌系も、ストレスを受けると脳の視床下部から下垂体へ、下垂体から、副腎皮質へとホルモンが伝達し、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが大量生産される。
これらの神経伝達物質と副腎皮質ホルモンはTリンパ球を不活発にし、NK細胞機能を抑制するので、免疫機能を低下させる。

8.ホメオスタシス(恒常性)の性質、制御機能について説明せよ
ホメオスタシスとは、生体の内外の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、またはその状態のことである。
生物が生物であるという要件の一つで、健康を定義するための要素となる。生体恒常性という呼ばれ方もされる。
恒常性が保たれるためには、変化が生じた際にそれを打ち消す働きであるネガティブフィードバック作用が必要である。この作用は主に間脳視床下部が制御していて、自律神経系や内分泌系が中枢からの命令伝達をしている。

9.「サクセスフルエイジング」とは何か、またどのような状態を示すのか説明せよ
サクセスフルエイジングとは、ユージュアルエイジングに対して成功したタイプの老化のことを指す。
これは、高齢でも心身機能を保持できていて、身体の不調の原因となる危険因子が少なく、認知や身体運動機能が良好で、人生に積極的に関与している状態を示す。

10.関節の構造とその特徴について例を挙げて説明せよ
関節とは骨と骨の結合部分のことを指し、多くの身体の動きは関節を支点にして筋が骨を引っ張ることによって成立している。
関節は膝関節のような蝶番型と、肩関節のような球状の構造がある。
蝶番型は進展や屈曲などの動作に強く、回内や回外のようなねじる動作に弱い。球状は関節の自由度が高いが、外の力への耐久性があまりない。